突然勤めていた会社が倒産してしまった安藤恭吾は、友人の紹介で「運び屋」へと再就職することに。ものを運ぶ以外一切情報のない怪しい仕事のパートナーとして組まされたのは、美形で口の悪い小野寺和哉だった。ぼんやりお人好しな恭吾への彼の態度は冷たく、まったくパートナーとして認めてもらえない。そんな状況をどうにかしようと躍起になった恭吾は、小野寺に無断で初の単独仕事を引き受けるのだが…。
動物嫌いの今朋広には、皮肉なこと人狼の血が流れている。もっと皮肉なことに、職場である探偵事務所の所長・山野辺徹は完全な狼男だ。有能だがやる気のない山野辺に朋広はいつも腹を立てているが、同時に、彼の放つ“雄の匂い”に強烈に惹きつけられてもいる。すぐに興奮してしまう体を必死で隠し、山野辺と距離を置いていた朋広だが、調査のため山野辺と一緒に全寮制の名門校に潜入することになってしまい…。