花は陽に向かう
華族の八雲藤緒は、十七歳のときに家の負債のために娼館に売られ、以来四年間、女の装いで客をとらされ、絶望し人形のように生きていた。そんな藤緒のもとに、ドイツで成功し帰国した実業家、若宮瑛士(ルビ/じ)が客として訪れる。若宮は清い頃の藤緒を知る年上の幼馴染みだった。その若宮から欲望を向けられた藤緒は反抗心を芽生えさせるが、情熱的で巧みな若宮の愛撫に逆らいきることができなくなり──。
(ショコラノベルスハイパー)
2010年1月10日発売
西野花/著
竹中せい/画
893円 (850円+消費税)
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